真宗大谷派 難波別院
堺南御坊
真宗大谷派 難波別院
堺南御坊
今月の言葉
2026年10月分
~青山俊董(あおやま・しゅんどう) ~
ある日の夕食、家族との会話で近所のキンモクセイの話になりました。「あのお宅のキンモクセイ、いい香りがするね」。私は、はっとしました。いつも通る道なのに覚えがなかったのです。翌朝確かめてみると、確かにキンモクセイの香りがあたりに広がっていました。
色々なことを考えながら行き来しているためか、気がつくと家の玄関の前ということがよくあります。明日の会議の進行や週末の計画、楽しかった旅行の思い出、昔の失敗などなど。身体は確かに「今」を生きているのに、心は過去や未来を行ったり来たりしています。
私たちは、いったいどれほど多くの「今」を見過ごし、聞き逃し、やり過ごしているのでしょう。道端に咲く草花の姿。季節の移ろいを知らせる香り。周囲の人と交わす言葉や笑顔。それらは、決して「当たり前の今」ではありません。
過去から紡がれ、未来へとつながる、たった一度の今。そこには、その時、その場所でしか出会えない輝きがあるのです。
今月の講師・講題(定例法話)
定例聞法会
10月18日(日)午後1時半御始
菩提樹の間
講師 正業寺住職
新田 修巳師
講題「正信偈に聞く151」
宗祖聖人御逮夜聞法会
今月は難波別院報恩講の為、お休みさせていただきます。
定例法話の詳細はこちらをご覧ください
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