真宗大谷派 難波別院
堺南御坊
真宗大谷派 難波別院
堺南御坊
今月の言葉
2026年9月分
~左藤義詮(さとう・ぎせん) ~
幼い頃に父を亡くし、貧しい家庭で育った少年がいました。その方は、大阪・船場へ奉公に出される前夜、母から「火にも焼けず、水にも流されないお守り」として、「みてござる」という言葉を受け取りました。奉公先での厳しい生活に打ちひしがれ、自ら命を絶とうとしたとき、その言葉を思い出し、「誰かが見ていてくださる」と自身を奮い立たせ、生きる力を取り戻したそうです。
この話を聞いた左藤義詮さんは、その言葉を「仏さまはみてござる」と受けとめて大切にされ、さまざまな人に語り継ぎました。
私たちはつらいとき、「誰もわかってくれない」「自分だけが頼りだ」と心を閉ざし、自分だけの力に固執してしまうことがあります。
しかし、私たちは決して一人で生きているのではありません。家族や友人、目に見えない多くのご縁に支えられ、そして誰かに願われて生きています。この「みてござる」という言葉には、大切な「つながり」を取り戻す力が込められているように思います。
今月の講師・講題(定例法話)
定例聞法会
9月18日(金)午後1時半御始
菩提樹の間
講師 即應寺前住職
藤井 善隆師
講題「正信偈に聞く150」
秋季彼岸会法話
9月23日(水・祝)午後1時30分御始
本堂
講師 浄專寺
住谷 実言師
講題「此岸から彼岸へ」
宗祖聖人御逮夜聞法会
9月27日(日)午後1時30分御始
本堂
講師 南通寺住職
荒川 裕信師
講題「『親鸞一人がため』の眼差し~ハンセン病問題から~」
定例法話の詳細はこちらをご覧ください
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